胃カメラは「げえげえしてつらい」そう言ったイメージをお持ちでしょう。従来の経口内視鏡での検査は、カメラが舌の付け根の舌根を通過するとき不快感や吐き気が出てきます。当院では国産FUJIFIML製の最新モデルの経鼻内視鏡を導入しております。太さは5.7mmで小指程度の太さです。鼻からカメラを挿入し、舌根に触れることなく食道に挿入しますので咽頭反射がほとんど起きません。その為、喉の不快感・吐き気はなく楽に検査を受けられます。ご希望の方には、鎮静剤も使用し眠っている間に検査を施行する事も可能です。
胃カメラは直接、食道・胃・十二指腸の粘膜を肉眼的に観察し、がん・潰瘍・ポリープなどの病変を診断し、その場で組織を採取することもできる健康保険が使える検査です。検査時間は通常10分程度で終了します。
【ピロリ菌感染】
胃癌の原因としてピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ菌)が注目されています。感染時期として、多くの方が幼少期に感染していると言われています。できるだけ早い時期に除菌することが、がん発生率低下につながります。またピロリ菌は、繰り返す胃潰瘍・十二指腸潰瘍、改善しない胃部不快感などの原因でもあります。ピロリ菌発見のためにも上部消化管内視鏡の検査をお勧めいたします。また、胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・ポリープ・ピロリ菌除菌後などの方は経過観察のため年一回程度での検査をお勧めしております。当院では随時予約を受け付けております。お気軽にご相談ください。
鎮静剤とは、精神的・身体的な苦痛・緊張を和らげるお薬です。検査室に入ってからお薬を注射します。 恩田メディカルプラザでは、過去胃カメラを受けて辛かった方やおう吐反射の強い方、不安が強い方・検査が怖い方は「眠った状態」で検査を受けることができますので、希望する方はご遠慮なく医師までお伝え下さい。鎮静剤をご希望される方でお車やバイクなどで来られる方はご遠慮ください。
水曜・土曜
予約制でおこなっておりますのでご予約の際にはお電話でご予約下さい。
ただ、当日検査ご希望の方は予約枠がある場合はお受けいただけますのでお電話いただけましたら幸いです。
恩田メディカルプラザでは普段は大学病院などで勤務し内視鏡専門医や消化器病専門医をもつ確かな技術を持ったが検査医が検査を担当します。
健康保険で3割負担の方で以下になります。
胃内視鏡検査(観察のみ) 6000円前後
胃内視鏡検査(病理組織検査※1あり)約9000円~12000円
※1 病理組織検査は組織を一部採取して、炎症の程度やがん細胞が含まれていないなどを調べます。
世田谷区在住で50歳以上が対象の胃がん内視鏡検診です。
ご依頼の場合は受診券が必要です。受診券を手配する必要がありますので、お電話いただくか、以下のURLから受診券の手配をお願いします。
https://www.setagaya-kenshin.com/
手順:
①受診券の手配(当院にお電話もしくはWebから)
②手配後10日間程度でお手元に届きますので、そのころに検査日を予約下さい