もの忘れ外来


認知症は早期発見・早期治療が大切な病気です もの忘れ外来では認知症の早期発見と治療を行ってまいります。認知症は誰もが加齢に伴い程度の差はあれ生じる病気で「生後いったん正常に発達した種々の精神機能が慢性的に減退・消失することで、日常生活・社会生活を営めない状態」をいいます。後天的原因により生じる知能の障害です。それが年齢的なものか、病的なもので治療が必要なものかを見分ける必要があります。それともう一つ治療可能な認知症を見分ける必要があります。 認知症の大多数であるアルツハイマー型認知症は、放置していると進行していきます。明らかな症状が出る頃には、脳がだいぶ萎縮してしまっていることが多く、現時点では治す方法がありませんが今は進行をゆるやかにするお薬があります。このため、認知症という病気は、初期の段階で正しく診断し、治療により進行を遅くすることが重要となります。 認知症の早期診断にはMRI検査での画像診断が有効です。MRI検査は横になるだけで負担も少なく、磁気を用いるため被爆もありません。

代表的な認知症の種類


・加齢による物忘れ(生理的もの忘れ)

・軽度認知機能障害

・認知症(アルツハイマー病、脳血管性認知症、レビー小体型認知症など)

・治療可能な物忘れ(慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症、うつ病 など)

 

症状


よく経験する症状として1⃣記憶に関することと2⃣性格・人格の変化や能力の低下を感じさせるエピソードが多く経験します。

 

1⃣記憶障害の具体的なエピソード

・記憶が不明瞭

・同じことを言ったり聞いたりする。

・人と会う約束や日時を忘れる。

・今さっきの出来事を思い出せない。(食事をとったかどうか覚えていない など)

・物をなくしたり置き忘れたりする。

・水道やガスコンロの閉め忘れ、消し忘れが目立つようになった。

・物の名前が思い出せなくなった。

・時間や場所の感覚が不確かになった。

・慣れているところで道に迷った。

 

2⃣性格変化の具体的なエピソード

・今までそんなことなかったのにといったことが多くなる。

・ささいなことで怒りっぽくなった。

・以前よりもひどく疑い深くなった。

・今まで好きだった物に対して興味、関心がなくなった。

・服装や身だしなみに気をかけなくなった。

・日課をしなくなった。

・簡単な計算の間違いをする。

 

診断


1.問診

 (ご家族も同伴くだされると診断に非常に助かります。いつから、どのような症状かを観察・整理していただけると助かります。)

2.知能検査(改訂長谷川式簡易知能評価スケール)

3.血液検査

4.画像検査(MRIにて脳血管障害や脳の萎縮の程度などを詳しく検査します)

治療


・薬物療法(認知症のタイプによって異なります。)

・非薬物療法

・外科的治療