MRI検査とは

無侵襲または低侵襲で安全な検査です。放射線による被ばくはありません。


MRI(Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像診断装置)検査は、強力な磁石でできた機械の中に入り、磁気の力を利用して身体の様々な部位をあらゆる角度で断層撮影できたり、造影剤を使用せずに血管を撮影できる医療機器です。 MRIはレントゲンやCT検査と違い放射線の被ばくしませんし、痛みも生じない無侵襲または低侵襲で安全な検査です。

自費であるというイメージの強いMRI検査ですが、病気の診断・検査でのMRI検査は医療保険や公費(生活保険や自立支援)等々が適応されます。

MRIが有効な疾患とは?
脳神経外科・神経内科 脳の腫瘍、脳血管性疾患、変性疾患、脳奇形、外傷、 脳血管のスクリーニング検査(脳ドック等)
整形外科 頚椎症、胸椎・腰椎のヘルニア、脊髄腫瘍、脊髄奇形、 骨軟部腫瘍、関節の靭帯損傷、半月板損傷など
消化器内科・外科 肝・胆・膵の腫瘍性病変、 胆道・膵管のスクリーニング検査(MRCP)など
小児科 小児全身の異常
婦人科 子宮、卵巣の異常
泌尿器科 腎臓、膀胱、尿管の異常
耳鼻咽喉科 内耳、小脳橋角部、咽頭・口頭の異常
眼科 眼窩や眼球内部の腫瘍など
 
   

MRI検査の流れ


  1. 診察
  2. 放射線技師による検査案内・注意事項の説明
  3. お着換え(部位により省略されることもあります。)
  4. 検査
    検査部位、内容によりますが、検査時間20~30分程度です。
  5. 診断・結果説明
*検査説明後、当院では放射線診断専門医とでカンファレンスを行います。その結果、ご病気が疑わしい場合は後日ご連絡させていただくことがあります。

検査中の注意事項


  1. 検査中は機械の音がします。
  2. 検査中は検査室スタッフとマイクを通して会話が出来ますので何かの際にはおっしゃってください。
  3. 検査中はできるだけ体を動かさないでください。
  4. 検査中に異常を感じた場合には、連絡ブザーを握ってください。

MRI検査が受けられない人


次のような方は検査が出来ない場合もありますので、必ず事前にお知らせ下さい。

  1. 心臓ぺースメーカー、避妊リングを体内に入れている方
  2. 外傷や手術で人工関節や脳動脈クリップなどの金属が体内にある方
  3. 妊娠中もしくは妊娠している可能性のある方
  4. 閉所恐怖症など狭い場所が苦手な方
  5. 刺青をしている方
  6. 人工内耳をしている方
  7. 皮下に金属製の糸を入れている方
  8. 造影剤を使用する検査のとき、気管支喘息のある方

その他の注意点


  1. 化粧品・ミリオンヘアーについて
    磁性体が含まれているもの(マスカラ・アイライン・アイブロウ・アイシャドウ 、ミリオンヘアなど)があり、検査画像に影響があったり、まれに目の粘膜等を傷つけたりすることもありますのでご使用している場合は技師にお申し出ください。

  2.  カラーコンタクトレンズについて
    瞳の色を変える目的で使用されるカラーコンタクトレンズは、材質に金属が使われている場合がありますので使用している際にはお声がけください。検査中は取り外して検査せていただきます。

MRI検査費用(2018年4月現在)


医療保険で窓口負担割合は個人により異なります。

診察料などを含め、1割負担の方で約3,000円程度です。

MRI検査患者用パンフレット