MRI検査とは

全身を被曝なく精密検査


MRI(Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像診断装置)検査は、強力な磁石でできた機械の中に入り、磁気の力を利用して身体の様々な部位をあらゆる角度で断層撮影できたり、造影剤を使用せずに血管を撮影できる医療機器です。

 

病気の診断・検査には医療保険が適応されます。MRIはレントゲンやCT検査と違い放射線の被ばくしませんし、痛みも生じません。

MRI検査の流れ


  1. 診察
  2. 放射線技師による検査案内・注意事項の説明
  3. お着換え(部位により省略されることもあります。)
  4. 検査
  5. 画像チェック
  6. 診断

検査中の注意事項


  1. 検査中は機械の音がします。
  2. 検査中は検査室スタッフとマイクを通して会話が出来ますので何かの際にはおっしゃってください。
  3. 検査時間は内容にもよりますが10~20分程度です。
  4. 検査中はできるだけ体を動かさないでください。
  5. 検査中に異常を感じた場合には、連絡ブザーを握ってください。

MRI検査が受けられない人


MRIは強力な磁場を発生させる磁石ですので、金属が体内・体外にある方は受けられません。しかし最近ではMRI対応の機種もあるため、医師に確認ください。

一般的には次のような方は検査を受けられませんので必ずスタッフに申し出てください。

 

  1. 心臓ペースメーカーを埋め込んでいる方
  2. 人工内耳、人工中耳の方
  3. 血管へのステント挿入手術を8週間以内に受けられた方
  4. 古い人工心臓弁の手術を受けられている方(※1)
  5. 眼に微細な金属片が入っている(または入っていると疑わしい方)
  6. チタン製以外の脳動脈瘤クリップが入っている方(※1)
  7. 金属の義眼底の方(※1)
  8. 骨折によりボルト固定がされたままの方(※1)
  9. 躯幹全体に入墨のある方
  10. 避妊リングを体内に入れている方(※2)
  11. 金の糸リフトアップの施術を受けた方
  12. 薄毛を隠すための粉末(ミリオンヘアーなど)
  13. 閉所恐怖症の方

    (※1) 4、6、7、8について 手術日時が古くカルテも保存されていない場合が多いために患者様ご自身でも材質がわからないケースが多く見受けられます。当クリニックでは術後10年をひとつの目安としてそれ以前に施行された手術による人工物が体内にある場合には基本的にMRI検査はお勧めしないことにしております。 但し、製造メーカー、手術をされた病院などがわかれば問い合わせて材質が確認できる場合もありますのでご相談ください。

    (※2) 10について
    検査部位に近い場合、画像に影響がでることがありますのでご相談ください。
    その他の注意点
     化粧品について
      化粧品には磁性体が含まれているもの(マスカラ・アイライン・アイブロウ・アイシャドウ 等)があり、検査画像に影響があったり、まれに目の粘膜等を傷つけたりすることもありますので、使用の際には医師・放射線技師にお声がけください。
     カラーコンタクトレンズについて
      瞳の色を変える目的で使用されるカラーコンタクトレンズは、材質に金属が使われている場合がありますので試用している際にはお声がけください。

 

MRI検査費用(2018年3月現在)


医療保険で窓口負担割合は個人により異なります。診察料などを含め、おおむね以下の通りです。

 

保険医療(3割負担)の場合 約9,000円

保険医療(1割負担)の場合 約3,000円

MRI検査患者用パンフレット