担当医と放射線診断専門医+AIのトリプルチェックで、あなたのお体を拝見します
MRI(Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像診断装置)検査は、強力な磁石を用いて磁気の力で身体の様々な部位を検査できます。
レントゲンやCT検査と違い放射線の被ばくはありません。
痛みも生じない安全な検査です。
MRI検査の流れ
- 外来を受診してください。紹介状がなくてもかまいません。
- 検査の案内・注意事項の説明をお読みいただき、同意書にサインをしていただきます。
- お着替え(取り外せる金属はすべて更衣室で取り外していただきます。)
- 検査
検査にかかる時間は部位よります。
頭部であれば10分程度、そのほかであれば20分程度です。 - 診察・会計
検査中の注意事項
- 検査中は大きな機械の音がします。
- 検査中はスタッフとマイクを通して会話が出来ますので、何かの際にはおっしゃってください。
- 検査中はできるだけ体を動かさないでください。
- 検査中に異常を感じた場合には、連絡ブザーを握ってください。スタッフが対応いたします。
事前にお知らせください
次のような方は検査が行えない場合もあります。必ず事前にお知らせ下さい。
- MRI非対応心臓ぺースメーカー、避妊リングを体内に入れている方
- 外傷や手術で人工関節や脳動脈クリップなどの金属が体内にある方
- 閉所恐怖症など狭い場所が苦手な方
- MRI非対応人工内耳をしている方(MRI対応の機種であれば撮影は可能です。メーカーにご確認ください。)
- 皮下に金属製の糸を入れている方
- 磁性体が含まれているもの(マスカラ・アイライン・アイブロウ・アイシャドウ 、ミリオンヘアなど)
- カラーコンタクトレンズ装着している方(取り外して検査します。)
- 妊娠中もしくは妊娠している可能性のある方
- 【造影剤を使用時】重度の気管支喘息のある方
妊娠とMRI
4tesla(テスラ)以下のMRIによる胎児の有害事象の報告はありません。米国放射線専門医会(ACR)のガイドラインでは、妊娠中どの時期でもMRIは施行可能とされています。
ただし、MRIにおける静磁場や電磁波、発熱作用による温度上昇、発生音などによる胎児の成長および出生後の有害性への有無については、十分解明されていません。
そのため器官形成期における検査は慎重に行うべきとされています。
(引用:Expert panel of MR safety:ACR guidance doclmlent on MR safe practices:2013.J Magn Reson Imaging2013;37:501-530.)
当院の読影体制
当院の読影体制は、脳神経外科専門医の院長と放射線診断専門医のダブルチェック体制を行っております。
多くのクリニックでは、専門医によるダブルチェックを行っている医療機関は少ないです。
独自で調べた世田谷区内の一般的な医療機関では、ダブルチェックをしている施設はございませんでした。
恩田メディカルプラザでは、患者さまの画像診断結果に万が一があってはいけないため、放射線診断専門医とのダブルチェックをし、質の高い画像診断が実施できる体制作りをしております。
さらに、脳MRI検査に関しては、患者さんの不利益を限りなく最小限にするため「AI(人工知能)による脳動脈瘤診断の支援システム」を都内で初導入し、AIを含めたトリプルチェック体制で読影しております。
メニュー
記念に、ご自身の健康管理のために
ご自身のご希望により、MRI画像を持って帰りたい方は、有料にて承っております。